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2010'02.09 (Tue)

父親との関係

「アスペと、漫画と、まゆイヌと」というブログで自分の父親について率直なことを書いていたので、私も率直に父親のことを書こうと思っています。

このブログで取り上げたまゆイヌさんの父親とは共通点がたくさんあります。

・ある大企業の管理職(課長、部長)をしていた。
・完全なワーカーホリック人間で、私が幼少の頃からずっと「仕事」にかまけて家庭を顧みない人。
・社会に対する外面的な態度は非常によく、赤の他人からは「理解のある優しいお父さん」のイメージで通っていた。
・異様にこだわりが強い
・他人の意見が上手く受け入れられない
・感情が爆発すると止められない



私も父親との関係は複雑でした。特に中学高校生のときなんて最悪な関係でした。大学への進学を機に、一つ屋根の下で暮らすことがなくなってからは、大きなトラブルはもうありません。

ある程度距離を置いていることがよいのでしょう。


父親は未診断ですが、なんだかの発達障害(自閉系)を持っていると考えています。

私は中学生高校生のとき、何度も殴られました。
それは、私のことを思っての愛情からの体罰ではなく、自分のプライドを傷つけられたことによる怒りや勘違いによる暴力でした。

それが今でも心の奥底に残っていて、思い出そうとすると足が震えます。
父親よりも体格が良くて背も10?以上高くて体力もはるかに勝るのに・・・今でもしっかり心の傷として残っています。

こういうことを言うと、決まって


「考え方の古い時代に生まれた人なんじゃないか?」
「昔の父親はそうだった」


なんてことを他人からは言われます。

果たして父親の育った時代背景のせいだけでしょうか?

高機能自閉症と診断されてから、本やインターネット、カウンセリング、ワークショップ等で発達障害に関する知識を習得するようになってから、私が子供のときに受けた父親からの暴力とその引き金を起こした私の行動は、いずれも発達障害だったからこその問題だったことに気づいたのです。




中学2年生のときにこんなことがありました。

私の将来について父親と雑談していたときのことです。

私が、「サラリーマンは嫌だ。夢がない。」というと、「プロ野球だってサラリーマン」だとか言い返されました。
私自身もコミュニケーションが下手ですから、自分の言いたいことがなかなか伝えられません。
だから相手の立場を思いやった言い方もできなれれば、遠まわしな言い方もできません。

そうこう言い合っているうちに、私がふと「サラリーマンって何でもペコペコと頭を下げなければいけないんでしょ?」と言った瞬間間髪いれずにぶん殴られました。しかも何度も何度も。

顔は腫れ上がってしまいました。

自分の部屋に戻ってずっと泣きつづけました。
なぜ殴られたのかわかりませんでした。


私は働いたことがありませんでしたから、単なる質問出したかったのです。働くとはどういうものなのか教えてほしかっただけだったのです。
確かに私の言い方にも問題があります。
相手の立場を思いやることなく思ったことをそのまま口に出すという自閉症ならではの言動です。


しかし、だからと言って暴力はダメです。
父親は「親は子供に何をやっても許される」とよく言っていました。

大事なことは親に従順になることではなく、


自分の頭で考えて行動して責任を持てる人間に育てること

私はそう考えています。
だから、お互いに意見感情を出し合って納得しあうのが本当です。
なぜ私の発した言葉がいけないのか説明をしたほうがいいのです。


母親がその後やって来て、「あの言葉はお父さんにとって馬鹿にされたと思っていたから悔しくてかっとなって出た行動だ」と一生懸命なだめてくれました。父親はなだめることはしませんでした。

数日後、父親が会社からもらったというポンポン菓子というものを持って帰ってきて、母親から「昨日は叩きすぎたって言ってたよ」と言って渡してくれました。

しかし、私に対して直接謝罪をしてくれませんでした。
自分の非を認めたくないのか、言いたいけど言うタイミングがわからないのか・・・よく理由はわかりません。


それからしばらくの間、「お前は父親失格だといいたいのだろう?」と言われました。
私に全否定されたと思ったわけです。


極端というか白か黒かという思考の持ち主です。自閉症の傾向があると思しき発言です。






私の父親は、私を大学まで進学させて家も建てて勤勉な人です。
感謝の気持ちも、十分に持っているつもりです。

ここまで生きてこられたのも父親が頑張って働いてくれたからです。

でも、暴力的なことを受けてしまっているので、「将来、絶対にこんな父親にだけはなりたくない」…残念な事に、今でもそう思っている面もあります。あくまで暴力的な面ですが・・・。



本当は自閉症の傾向があると認めてくれて、お互い理解しあいたいという気持ちがあります
私の父親は還暦を迎えています。だから、父親とわかりあう事は、恐らくないのかもしれません。


でも定年まで働き、今でも多彩な趣味を持ち、博学ですばらしい面もたくさんあります。
父親はものすごい苦労人でもあります。

すばらしい人でもあります。


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テーマ : アスペルガー症候群・自閉症スペクトラム - ジャンル : 心と身体

23:40  |  発達障害  |  TB(0)  |  CM(4)  |  EDIT  |  ↑Top

Comment

こんばんわ

こちらでは、はじめまして!
「父親」の記事を紹介していただいて、ありがとうございます。

今回のkotaさんのお父様に関する記事を読ませていただいて、
やはり、非常に近いものがあるな、と私も感じました。

私の場合はなんとか暴力だけは免れましたが、kotaさんのお父様の、
怒りを出した後の対応の仕方が、うちの父にそっくりなのです。
母親に何か物を持たせて、自分からは絶対に謝罪を口にしない…という。

「昔の父親はみんなそうだった」、これも嫌と言うほど聞かされました。

私自身も、感謝の念はあるのですが、負の記憶があまりにも大きいため、
完全に心を許す事はできません(現在でも、私に対する否定的な言葉は続いています)。

お互いに大変な状況を体験してきたと感じますが、自分の子供には、
このような思いは決してさせたくないですよね。


まゆイヌ | 2010年02月10日(水) 00:34 | URL | コメント編集

まゆイヌさん、コメントありがとうございます。

父親には感謝もしてるんですが、やっぱりいやな目にもあわされてきたのも事実です。

複雑な心境ですが、勇気を振り絞って記事にしてみました。
kota | 2010年02月10日(水) 22:03 | URL | コメント編集

はじめまして。ブログを拝見して余りにも自分と似た境遇でビックリしました。ただ私は大学卒業後も就職してやっていく自信がなくてフリーターです。ちょくちょくコメントさせて欲しいです。
ナナナシ | 2010年02月20日(土) 01:04 | URL | コメント編集

ナナナシさん、初めまして。
コメントの返答が遅れましたが、どうぞよろしくお願いします。
kota | 2010年03月04日(木) 23:45 | URL | コメント編集

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